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【ウポポイオータムスプリント予想】好メンバー揃いの新設重賞は激戦必至!!/NARレース展望

  • 2020年09月22日(火) 11時30分
 国のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(愛称ウポポイ)」が白老町にオープンしたことにちなみ、今年創設された古馬による短距離重賞。HIに昇格してシーズン最終日に日程が変更となった道営スプリント(11月5日)に、このレースの1、2着馬に優先出走権が与えられる。第1回目となる今回は、北海道スプリントでJRA勢を下して優勝したメイショウアイアンら、11頭が出走する。

 ◎にメイショウアイアン。北海道スプリントでJRAの強豪を破るなど、10歳馬だが今が充実期とも言わんばかりの活躍が続いている。前走は盛岡の交流重賞クラスターCで5着だったが、地元勢同士の戦いとなるここは当然勝ち負けになる。

 ○にソイカウボーイ。休み明けを2連勝と勢いに乗っている。以前は1400、1600の距離も使われていたが、門別の1200mは重賞のサッポロクラシックCで優勝しているし、休み明けの2連勝も今回と同条件。元々期待度の高かった馬だけに、ここは十分戦えるだろう。

 ▲にアザワク。2走前の船橋競馬場で行われた習志野きらっとスプリントで4着と、1000m戦なら各地のスピード馬たちと渡り合えるところ証明した。1200mの前走のエトワール賞は3着に敗れており、今回も距離がポイントとなるが、展開次第では逆転も可能。

 △は3頭。ソルサリエンテは、今回と同舞台のエトワール賞で重賞初制覇。ここも堅実な走りを見せてくれそう。そのソルサリエンテを前走の北海道えぞまつ特別Iで破ったオールドベイリーJRA時代はオープンでも好走していたブラゾンドゥリスの地力にも期待。

 道営スプリントを目指して好メンバーが揃ったウポポイオータムスプリント。9月22(火)、20時40分発走。

(文:佐々木祥恵)

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