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【神戸新聞杯展望】菊花賞の最重要ステップレース、注目はあの馬

  • 2020年09月23日(水) 06時00分
 過去10年間で、菊花賞勝ち馬のうち8頭が、また3着以内馬30頭のうち約3分の2にあたる18頭が神戸新聞杯からの臨戦だったように、菊花賞への最重要ステップレースとしての立場は揺るぎない。本番でも人気するであろう有力馬が参戦してくるため大荒れとなることは滅多になく、1番人気は過去10年中9年で連対している。

1.キャリア数に注目

 過去10年の連対馬20頭のうち、16頭はキャリア数が5戦〜7戦だった。複勝率も[8-8-7-43]で34.8%と上々の成績。対して、キャリア8戦以上の馬は[2-2-1-58]で複勝率7.9%。

2.前走ダービー組が圧倒的も

 過去10年で連対した20頭中、15頭は前走が日本ダービーだった。しかし、ダービーで「5番人気以内もしくは5着以内」に該当しなかった馬が連対したのは14年2着のサウンズオブアースのみ。ダービー上位人気組・好走組の軸としての信頼度は厚いが、目立たなかった馬がここで変わり身を見せるということは稀。

3.前有利

 15年1月から今年9月13日までの中京芝2200mの成績を4角の位置取り別で見てみると、4角5番手以内だったという馬が[51-55-47-349]で連対率20.0%、複勝率29.2%と上々の成績を残している。対して、4角10番手以下の馬は[14-7-15-339]で連対率5.6%、複勝率9.6%にとどまる。


 ディープボンド日本ダービーで先行し、直線でも上々の粘りを見せて5着。結果的に瞬発力勝負となり上位にはキレ負けしたが、そんな中でも掲示板を確保したのは能力の証だろう。春にタイトなローテーションで走り抜いた分、じっくり休養した効果はあり中間の動きは上々。今回は前有利な傾向の中京芝2200mであるし、好勝負を期待できるだろう。

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