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阪神C、初代王者はフサイチリシャール

  • 2006年12月17日(日) 15時45分
 17日、阪神競馬場で行われた阪神C(3歳上、GII・芝1400m)は、福永祐一騎手騎乗の8番人気フサイチリシャール(牡3、栗東・松田国英厩舎)が先団追走から直線半ばで先頭集団を捕らえると、馬群を割って伸びた6番人気プリサイスマシーンをクビ差抑えて押し切った。勝ちタイムは1分20秒6(良)。さらにアタマ差の3着には4番人気マイネルスケルツィが入り、1番人気に支持された外国馬コートマスターピースは9着に敗退した。

 勝ったフサイチリシャールは、父クロフネ、母は99年4歳牝馬特別・西(GII)など重賞4勝を挙げたフサイチエアデール(その父サンデーサイレンス)という血統。半姉に05年クイーンC(GIII)を制すなどJRA・現3勝のライラプス(牝4、栗東・松田国英厩舎、父フレンチデピュティ)がいる。03年セレクトセールにおいて9900万円で落札されている。2歳時に東京スポーツ杯2歳S(GIII)、朝日杯FS(GI)を制し、JRA最優秀2歳牡馬に選出される。今年に入っても共同通信杯(GIII)、スプリングS(GII)で共に2着に入るなど期待されたが、春のクラシックでは皐月賞(GI)5着、NHKマイルC(GI)、日本ダービー(GI)8着と結果を出すことができなかった。秋初戦の神戸新聞杯(GII)4着後にダートへ矛先を向けたが前々走の武蔵野S(GIII)は5着、前走のジャパンCダート(GI)は13着に敗退していた。新設重賞となった阪神Cで、朝日杯FS以来1年ぶりに勝利を挙げた。成績14戦5勝(重賞3勝)。

 鞍上の福永祐一騎手はフサイチパンドラで制したエリザベス女王杯(GI)に続くJRA重賞制覇で今年7勝目、通算では58勝目となった。管理する松田国英調教師はフサイチホウオーで制した東京スポーツ杯2歳Sに続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では39勝目となった。

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