27日に中京競馬場で行われる
神戸新聞杯(3歳・牡牝・GII・芝2200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京芝2200mにて施行されるため、2019年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
ディープインパクト産駒は「4-5-3-25」。今開催も
ムーンライトH(3歳上・3勝クラス)で
アドマイヤビルゴが勝利しており、人気を集めやすい同産駒としては珍しく単勝回収率も128%とプラス収支を記録している。同産駒からは断然人気が予想される
コントレイルほか、
ディープキング、
ファルコニア、
レクセランスが出走予定。
ハーツクライ産駒は「4-3-4-18」。馬場状態ごとに成績を比較すると、良「1-2-1-11」複勝率26.7%、稍重〜不良「3-1-3-7」複勝率50.0%となっており、道悪時にパフォーマンスを上げている傾向が見受けられる。同産駒からは
マイラプソディが出走予定。
ドリームジャーニー産駒は「0-0-0-3」。データ集計期間外を含めても「0-0-1-9」という成績だが、そのうち延べ7頭が10人気以下(単勝100倍以上)でもあり、一概に種牡馬適性が測れているとは言い難い。同産駒からは上位人気と目される
ヴェルトライゼンデが出走予定。
エピファネイア産駒は「2-0-0-1」。今開催、
アリストテレスが
小牧特別(3歳上・2勝クラス)を勝利しているが、同産駒は
ローズSでも
ムジカが14人気で2着に激走するなど、距離を問わずに顕著な活躍が続いている。同産駒からは
メイショウボサツが出走予定。