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【神戸新聞杯コース解説】今年は中京開催だが、例年同様に底力が求められそう

  • 2020年09月26日(土) 17時00分
 27日に行われる神戸新聞杯(3歳・牡牝・GII)の舞台となる中京芝2200m。このコースについて解説していく。

 通常は阪神芝2400m外回りだが、今年は開催日割の変更に伴い中京芝2200mにて施行される。

 かつての中京競馬場は典型的なローカル小回りコースだったが、改修工事が行われ、2012年3月にリニューアルオープンした。この改修により、一周距離1705.9m・ゴール前直線412.5mにサイズアップ。直線に急坂も設けられ、四大場に遜色ないコースへと生まれ変わっている。なお、左回りである点は改修前から変わっていない。

 芝2200mは4コーナーポケットからのスタート。ゴール前直線を目一杯使う形になり、初角となる1コーナーまでの距離は500m超。初角まで十分の距離はあるものの、スタート後に上り坂を上ることから先行争いは激しくなりにくい。

 1〜2コーナーは緩やかに上っていき、そこから下りに転じる。下りのまま3〜4コーナーを回り、412.5mの直線へ。残り340m地点から100mほどの間に2mほどの急坂が待ち構えている。勾配2.0%は中山競馬場に次ぐキツさで、ここを上りきるとゴールまではほぼ平坦。

 芝2000m同様に坂を2回上るタフなコースで、先行争いが激しくなると前の馬が残るのは容易ではない。

 2回中京は前半5日間はAコースを、後半4日間はBコースを使用。神戸新聞杯は7日目の開催なので、Bコース替わり2日目ということになる。2回中京は野芝のみで施行。野芝のみに開催らしく、先週は速い時計が記録されており、土曜3Rの2歳未勝利戦では1.33.1のレコード決着となった。今週はBコースに替わることでさらなる高速化が進む可能性もありそう。しっかりと馬場レベルを見極めることが重要だ。

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