先週24日(木)の第12回開催・6日目、ついに今年の総発売額が「400億円」の大台を突破したホッカイドウ競馬・門別
グランシャリオナイター開催。今季開催日「残り18日間」となった同日終了時点で約402億6100万円まで到達、計画(予算)比「157・66%」という状況で、いよいよ今シーズンも終盤へと差し掛かってきました。「15開催・80日間」だった昨シーズンの総発売額は「約330億8千万円」でしたので、ここからは過去最高だった1991年(平成3年)度の約454億円を超え、さらにどこまで伸びるのかが注目されることとなりそうです。
第13回開催2日目となる30日(水)のメイン(最終)12Rは、北竜ひまわりライス特別(C1-3〜C2-1組、1200m外回り。発走20時35分)。9頭で争われます。大きな支持を集めそうなのは、近走特に好成績の2頭、8枠9番
マナモクプニと2枠2番
スノープリンセス、そして今回6月以来の実戦となる7枠7番
タイセイシャイニーの3歳勢でしょうか。
マナモクプニは昨年2歳でのデビュー当初から上位の速力を見せていた素質馬で、1000m重賞フルールカップH3では、後にNAR
グランプリ2019「2歳最優秀牝馬」に選出される
コーラルツッキーから0秒4差の3着。ダート
グレード競走の
エーデルワイス賞JpnIIIにも出走(13着)しました。今季は戦列復帰が少し遅くなりましたが、6月23日のC2下特別を1番人気で逃げ切り勝ち。そこからまたひと息入るも、9月2日のC1下特別で3着、同16日のC1下特別では2着とクラス上位の走りを見せ続けています。
同じ3歳牝馬の
スノープリンセスは今季3歳未勝利戦でデビューを迎え、いきなり初戦から2連勝。その後は8着や4着と上位人気に応えられないレースはあったものの、前4走は昇級や格上挑戦でもしっかり好走を続け2、1、2、2着と勝ち負けのレースができています。3走前(1枠1番)前走(2枠2番)と内枠でもしっかり結果を残しており、今回の2番枠も問題なく対応できることでしょう。
3歳牡馬
タイセイシャイニーは、初戦に選んだ3歳200万円以下の条件戦「鳥待ち月特別」で後に
グランシャリオ門別ス
プリントを制した
アザワクや、2着
フェアリーマジック以下を力強く差し切って、いきなり鮮烈デビューを飾った逸材。裂蹄で出走取消となった7月15日戦以来のエントリーで、実戦は6月10日のC3下特別(1着)以来となりますが、坂路の追いきりでは2週続けて好時計で駆け上がっており、
田中淳司厩舎所属ということも考え合わせればデビューから3戦2勝の高素質を高く評価して良さそうです。
その他では、差し脚は十分に通用する
ジュエリーアイス、
ローツェフェイス、
ジョヴィネッツァらがゴール前で上位争いに加わってくる可能性がありそうです。
北竜ひまわりライス特別の発走時刻は20時35分です。お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)