29日、
船橋競馬場で行われた千葉ダートマイル(3歳上・OP・ダ1600m・1着賞金500万円)は、2番手で進めた
繁田健一騎手騎乗の1番人気
モジアナフレイバー(牡5、大井・
福永敏厩舎)が楽な手応えのまま第4コーナーで先頭に立つとノーステッキで後続を突き放し、最後は4番人気
エンパイアミライ(牡5、川崎・
武井和実厩舎)に3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分40秒6(稍重)。
【
福永敏調教師】
「ドバイ遠征のダメージが大きく、なかなか良い頃の状態に戻ってきませんでした。
帝王賞後はすぐに放牧に出し、ササ針をして立て直しを図ってきました。牧場でも乗り込んでいましたが、帰厩後も良い頃と比べるとまだ完調手前でした。それだけに、無事に結果を出すことができてホッとしています。普段調教に乗ってくれている
藤田凌騎手も、1度レースを使ったら変わってきそうだと、追い切り後に話してくれていたので、このまま順調に行って欲しいと思います。
次走については、馬の様子を見ながら決めていくことになりますが、また大きな舞台に向かっていけるよう、みんなで頑張っていきます」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)