今日1日、第1回ベイス
プリント(1400m)が
名古屋競馬場で行われる。北陸・東海交流レースとして行われる新設重賞。金沢から3頭の遠征馬を迎えて11頭立てとなった。
中心は地元の
アドマイヤムテキ。年明けに同じ舞台で行われた
名古屋記念では4コーナーでスーッとポジションを上げ、ゴール寸前で前の馬を交わして重賞初制覇を遂げた。近走はマイル以上の中距離戦にシフトしていたが、再び1400m戦へ。このメンバーなら、頭一つ抜けているのではないだろうか。
対する
ウラガーノは
JRA3勝を挙げたのち今春、兵庫への移籍を経て笠松へ。移籍初戦となった前走・
秋桜賞はダート
グレード勝ち馬や南関東の実力馬が出走する中、2着。直線で
アークヴィグラスが故障し、落馬という悲しい出来事もあったが、東海地区所属馬の中では最上位入線を果たした。3走前に兵庫で勝ったレースでは前向きさも感じられ、1400mでスピードを生かしたいところ。
アンジュリアン(金沢)はテンがとにかく速く、ここでは地元の
ユウチャージとのハナ争いが予想される。基本的に前が有利な名古屋に向いている脚質だ。同様に、
フェリシアルチア(金沢)も重賞・日本海ス
プリント(900m)で逃げ切り勝ちを収めているようにスピード自慢の馬。同型の存在も気になるが、展開次第で上位争いに加わりそう。
記念すべき第1回を迎える重賞・ベイス
プリントは10月1日名古屋11R、16時20分発走予定。
(文:大恵陽子)