10月3日に中京競馬場で行われる
シリウスS(3歳上・GIII・ダート1900m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京ダート1900mにて施行されるため、2019年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
【枠順別成績(2019年以降)】
1枠 2-2-6-29 複勝率25.6% 複勝回収率140%
2枠 1-7-4-28 複勝率30.0% 複勝回収率79%
3枠 5-2-4-32 複勝率25.6% 複勝回収率94%
4枠 2-6-2-38 複勝率20.8% 複勝回収率110%
5枠 7-5-6-32 複勝率36.0% 複勝回収率101%
6枠 6-3-3-45 複勝率21.1% 複勝回収率65%
7枠 5-3-5-48 複勝率21.3% 複勝回収率111%
8枠 4-2-1-53 複勝率11.7% 複勝回収率36%
【古馬混合戦(3歳または4歳以上)】
1枠 0-2-3-20 複勝率20.0% 複勝回収率133%
2枠 1-5-2-17 複勝率32.0% 複勝回収率67%
3枠 5-1-2-19 複勝率29.6% 複勝回収率67%
4枠 1-4-2-22 複勝率24.1% 複勝回収率114%
5枠 4-3-4-19 複勝率36.7% 複勝回収率123%
6枠 5-2-2-26 複勝率25.7% 複勝回収率89%
7枠 4-2-4-29 複勝率25.6% 複勝回収率74%
8枠 1-0-1-36 複勝率5.3% 複勝回収率10%
全体的な枠順別成績としては、5枠が複勝率、1枠が複勝回収率において最高値を記録。これは競走条件を古馬混合戦(3歳または4歳以上)とした場合でも、同様の結果を得ることができた。
ただし、勝ち負けとなると少し事情は異なり、1枠は古馬混合戦で勝利例がなく、連対率も8.0%と低調な数値を記録している。また、大外の8枠も複勝率・複勝回収率の低下が顕著で、内外極端な枠順の分が悪い様子をうかがい知れるだろう。特に8枠は上位人気馬の凡走も少なくないため、過信しすぎないよう注意を払いたい。