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A・オブライエン厩舎の使用飼料から禁止薬物 ジャパンなど凱旋門賞出走馬に影響も

デイリースポーツ
  • 2020年10月04日(日) 06時00分
 「凱旋門賞・仏G1」(4日、パリロンシャン)

 英国のレーシングポスト電子版が2日、凱旋門賞に出走を予定するA・オブライエン厩舎の4頭(ジャパン、ソヴリン、モーグルサーペンタイン)が、危機にさらされていると報じた。多くの厩舎で使用している「ゲイン社」の飼料から、禁止薬物が検出されたという。

 検出されたのは家畜の増体重などに用いる「ジルパテロール」。同厩舎では1日に同社から報告を受け、翌朝には別の飼料へ変更。直近に出走した管理馬からは禁止薬物が検出されなかったという。

 4頭に対して行われた検査の結果は、現地時間3日夜までに判明する見通し。A・オブライエン師は「専門家によると、馬から薬物が排出されるのは1日半、または2日かかるという。もし検出された場合、どれぐらいの量かを確認し、即座に日曜のレースに出走させるかどうかを決めなくてはならない。とりあえず我々は待つしかない」とコメントしている。

提供:デイリースポーツ

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