11日(日)に東京競馬場で行われる第71回
毎日王冠(GII)に出走予定の
ダイワキャグニー(セン6歳、美浦・
菊沢隆徳厩舎)について、騎乗予定の
内田博幸騎手のコメントは以下の通り。
「
エプソムカップは、この馬の良い所が出てくれました。先行してきちっと最後までスピードが衰えずにゴールまで走ってくれる、後続の馬が来てからももうひと踏ん張りしてくれるのが、良い所じゃないかなと思います。
(去年の春先からコンビを組んで)元々力はある馬だったのですが、なかなか重賞に手が届かなかったんですね。オープンではたくさん勝っていますし、いつ重賞に手が届いてもいい馬でしたが、やはりタイミングが合う、合わないという面もあったと思います。季節やメンバーもあるでしょうから。それがなかなか噛み合わなかったのだと思います。それでもオープンでしっかり走って結果も出せていましたし、いつかは勝てるはずなのに...と思って乗っていました。なかなか極端なレースが多くて、なかなか掴みどころが難しい馬でもあったので、厩舎のスタッフの方や、僕も戸惑う所もありました。でもその後に必ず結果を出してくれていました。
先週追い切りに乗りましたが、良い感じの柔らかさがあって、気持ちが前の方に乗っているなと感じました。良い走りをしていたと思います。相手は強くなりますが、この馬のリズムで、上手くレースを運べれば。あとは相手に関係なく、持ち味を引き出すレースをするだけですね。スピードがあって、粘り強い所もあります。そういう所をしっかり見せられればと思っているので、応援よろしくお願いします」
(取材:大関隼)
ラジオNIKKEI