今週から秋の東京、京都、新潟開催がスタート。日曜日には伝統のGII
京都大賞典と
毎日王冠が行われる。昨年は3連単180万円超の大波乱決着となった
京都大賞典に、今年は18頭が登録。紛れもありそうな1戦のレース展開をどう読むのか、展開予想理論を駆使する倉本匠馬氏に見解をうかがった。
「
ダンビュライトもしくは
バラックパリンカが先手を主張しそうで、基本的にはとくに競り合う可能性も低そう。開幕週の馬場で時計もやや早目の状況を考えると、先行馬有利と見るべきだろう。3-4コーナーからの上がり勝負となりそうで、瞬発力が求められる一戦に。今回の最大のテーマはやはり開幕週におけるレースで、高速決着かつスローペースへの適性が問われる」
名前が挙がった
ダンビュライトは、昨年の波乱の立役者。すんなり先行したらしぶといイメージのある同馬だが、気になるのは人気を集めそうな
キセキや
キングオブコージの出方だろう。どちらも前走は控えて結果を出しているが、先行力もある馬だけに
ダンビュライト有利のスローペースになるか注目したい。
昨年同様前残り決着になるのか、それとも倉本氏の読み通り瞬発力ある馬が抜け出すのか。過去10年で1番人気馬は3勝とやや心もとないだけに、人気馬を慎重に取捨選択したいところだ。発走は日曜15時35分。
今回、話をうかがった倉本匠馬氏が各馬の位置取りや勝ちに近い位置取り=Vポジション、予想の本音を解説する「今週の重賞展開推理」では
京都大賞典のレース展開を余すところなく解説。以下よりぜひご覧ください。