「魁!海外馬券塾」(14日)
日本の有力馬の次走について、「行けるようならば12月の香港」という関係者のコメントを目にするようになった。コ
ロナ禍の現状で、日本人は香港に渡航できる状況ではないが、香港ジョッキークラブは例年通りに香港国際競走(12月13日・シャティン)の開催に向けて動いており、日本馬の登録を促すメールも届いている。
その香港では18日にシャティントロフィー・G2(芝1600メートル)が行われる。昨年の香港三冠馬ゴールデンシックスティーとG1・8勝の古豪
ビューティージェネレーションとの、2度目の対戦となる。
初対戦だった9月の
セレブレイションカップ・G3(芝1400メートル)では、ゴールデンシックスティーが中団から鋭く伸び、2着の
ビューティージェネレーションに1馬身3/4差をつける快勝だったが、当時は斤量がゴールデンの52キロに対し、
ビューティーは60キロと8キロ差があった。今回は4キロ差に縮まり、結果にどう影響するか注目したい。
いずれにしても、2頭が57キロの同斤量になる12月の
香港マイルが総決算となる。12戦11勝で8連勝中と全く底が見えない新星ゴールデンシックスティーが快進撃を続け、盛り上がりが最高潮に達して
香港マイルを迎えられるのが、現段階での私の希望である。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)
提供:デイリースポーツ