14日、
川崎競馬場で行われた第19回
鎌倉記念(2歳・重賞・ダ1500m・1着賞金1500万円)は、中団の前でレースを進めた
本田正重騎手騎乗の3番人気リーチ(牡2、北海道・
林和弘厩舎)が、直線で外から各馬を差し切り、最内を突いて伸びた6番人気
セイカメテオポリス(牡2、大井・
渡辺和雄厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分35秒0(稍重)。
【
本田正重騎手】
「この馬の力を出せたかはわからないんですが、結果が出せて良かったです。
跨がった瞬間にいい馬だなというのが第一印象で、返し馬は、テンションが上がりすぎないように気をつけて乗っていました。競馬では、返し馬で思ったよりも乗りやすくて、ちょっと前半狭くなって不安なところもあったんですけど、力が上だったので。着差以上に強かったです。
操縦性の高い馬で、窮屈な競馬をさせないように外々を多少回っても大丈夫かなという手応えでした。直線は楽でした。
道営から輸送して来て、決して楽な条件ではなかったと思うんですけど、それでこの結果で、最後馬も戸惑って走っていて余力は十分だと思いました。
少しずつですが、お客さまも競馬場へ足を運べるようになって、僕たちもいい競馬を提供できるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」
【
林和弘師】
「(本田騎手には)北海道のときのことを伝えて、レースはゲートを出てみないとわからないので、お任せして乗ってもらいました。
1コーナー入るところで狭くなってごちゃごちゃとしてたので、ちょっと心配したんですけど、そこから外に出して行けたので、あとはゆっくり見ていました。
1回(北海道に)帰ってから、オーナーと相談となると思うんですけど、
全日本2歳優駿の権利がもらえたので、次は全日本に来れるのであれば来たいなと思っています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)