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【秋華賞 血統データ分析】京都無敗のエピファネイア、その産駒が牝馬三冠に挑む

  • 2020年10月15日(木) 17時10分
 18日に京都競馬場で行われる秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる9回の馬券絡みがディープインパクト。次点で4回のキングカメハメハが続き、3回がハーツクライとなっている。

 初出走となるエピファネイア産駒からは、牝馬三冠達成がかかるデアリングタクトほか、ムジカが出走。クラヴェルは除外となった。父は同コースで行われた12年京都2歳Sを制しており、13年菊花賞など京都コースは3戦3勝だった(同産駒のコース成績は「2-3-1-12」勝率11.1%・複勝率33.3%)。

 ディープインパクト産駒は「4-4-1-28」。秋華賞最多となる4頭の勝ち馬を出す一方で、19年ダノンファンタジー(1人気8着)、17年ファンディーナ(2人気13着)、16年ビッシュ(1人気10着)など近年は上位人気馬の大敗も目立つ。今年はオーマイダーリンサンクテュエールソフトフルートマジックキャッスルミヤマザクラリアアメリアの6頭が出走。レイパパレは除外、デゼルは回避となった。

 初出走となるキズナ産駒は、アブレイズダンツエリーゼフィオリキアリマルターズディオサの4頭が出走。同産駒は下級条件も含めた単純なコース成績であれば、出走する種牡馬のなかで最高勝率を記録している(同産駒のコース成績は「6-2-4-21」勝率18.2%・複勝率36.4%)。

 ハーツクライ産駒は「0-3-0-9」。勝ち馬こそ出せていないものの、昨年もシャドウディーヴァ(13人気4着)、ローズテソーロ(14人気6着)と二桁人気馬が上位争いを繰り広げていた。今年はクラヴァシュドールが出走予定。

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