本日18日、
佐賀競馬場で重賞・
九州ジュニアチャンピオン(1400m)が行われる。地元2歳馬たちによる戦いで、ダート
グレードレースや3歳クラシック競走での活躍馬の輩出を目指し整備された「未来優駿」の一戦。
重賞14勝を挙げた
ウルトラカイザーや、
九州ダービー栄城賞勝ち馬で、2017年に
JRA阪神に遠征しGIII・
チャレンジカップ5着だった
スーパーマックス、重賞6勝
ミスカゴシマなどが過去にこのレースを制し、飛躍を遂げた。
今年の中心は2連勝中の
シュリーデービー。
新馬戦を勝った後は
JRA認定戦5着、
JRA小倉での
フェニックス賞10着と敗戦が続いたが、2走前は序盤からスピードに乗り、道中や4コーナーで砂の深い内を通る場面がありながらも勝利。400kg前後の小柄な馬体ながらスピードを感じさせる走りで、2番手から楽に先頭に立った前走のタイム(良1400mで1分29秒9)はかなり優秀だ。
アルティマソウルは7月の
JRA認定戦で
シュリーデービーに勝っている。2番手からレースを進め、最後は脚が上がってしまったもののクビ差しのいで認定戦勝ち。デビューから無敗の3連勝でここでも注目の存在だが、3カ月ぶりの実戦がどう出るか。
モーモーブラックは3戦続けて2着と、あと一歩勝利に手が届かないが、スタートダッシュが速く、逃げ・先行からの粘りこみが期待される。
キングサリは2走前、2番手から直線で
モーモーブラックとの接戦を制して2勝目を挙げた。一方で前走は馬群の中から早めに進出して2着。口向きや勝負どころの反応にやや幼さが感じられるが、上位争いには加わりそう。
重賞・
九州ジュニアチャンピオンは10月18日佐賀6R、18時00分発走予定。佐賀競馬は今月から「ほとめきナイター」が始まっているため、レース番号にご注意を。
(文:大恵陽子)