23日、阪神競馬場で行われたラジオNIKKEI杯2歳S(2歳、GIII・芝2000m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気
フサイチホウオー(牡2、栗東・松田国英厩舎)が中団からレースを進め、直線で鋭く伸びて3番人気
ヴィクトリーをクビ差差し切った。勝ちタイムは2分02秒1(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に2番人気
ナムラマースが入った。
勝った
フサイチホウオーは、
父ジャングルポケット、母が98年阪神牝馬特別(GII)2着の
アドマイヤサンデー(
その父サンデーサイレンス)という血統。半姉に05年
チューリップ賞(GIII)2着の
アドマイヤメガミ(牝4、栗東・松田博資厩舎、
父エルコンドルパサー)がいる。04年セレクトセール当歳にて1億円で落札されていた。 10月8日の2歳新馬(東京・芝1800m)で2着に3.1/2馬身差をつけ勝ち上がると、前走の東京スポーツ杯2歳S(GIII)でも1番人気に応えて快勝していた。通算成績3戦3勝。
鞍上の安藤勝己騎手は
マイルCS(GI、
ダイワメジャー)に続き
JRA重賞は今年10勝目。通算43勝目。管理する松田国英調教師は先週の
阪神C(GII、
フサイチリシャール)に続き2週連続の今年3勝目。通算では40勝目となった。