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【菊花賞 前走データ分析】神戸新聞杯からでも巻き返しは難しい

  • 2020年10月20日(火) 14時16分
 25日に京都競馬場で行われる菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)について、前走・ローテーション別に検証していく。

 過去10年で神戸新聞杯組が8-6-4-46と8勝を挙げており、同じくトライアルであるセントライト記念の1-3-1-47を圧倒している。さらに神戸新聞杯の1着馬は4-1-1-1、1番人気1着馬は4-0-0-1とさらに信頼度が上がる。今年無敗の三冠達成を狙うコントレイルはこれに当てはまることになるだろう。また、後者のパターンで菊花賞を制した馬にはオルフェーヴルゴールドシップエピファネイアサトノダイヤモンドと名馬の名前が並ぶ。一方で、優先出走権獲得となる「3着以内」に入っていなかった馬は0-0-2-37。このローテーションだとしても着外からの巻き返しは難しい。ただし、今年のみ神戸新聞杯が中京芝2200mだったことには留意したい。

 神戸新聞杯とほぼ同数の出走歴があるセントライト記念は上記のように苦戦。優勝例は2015年キタサンブラックのみで、同馬はそれぞれ6・5番人気で前哨戦と本番を連勝、本命評価ではなかった。また、神戸新聞杯同様に前走4着以下馬は0-1-0-27と巻き返しは難しい。唯一の好走例は2017年クリンチャーの10番人気2着で、セントライト記念は9着だったが、同馬には皐月賞4着の実績があった。

 唯一、両トライアル以外で優勝例があるのが2018年フィエールマンラジオNIKKEI賞からの直行だが、今年は該当馬の登録はなし(今年のバビットは2走前に同レースを勝利)。また、サトノインプレッサ毎日王冠は過去例が2006年まで遡らなければならず、キメラヴェリテシリウスSは初のケースとなる。今年はブラックホールが該当する札幌記念組は0-1-0-2。2016年レインボーラインが3・2着と連続で好走した。

 前走条件戦組は3着内の回数だけであればセントライト記念と並ぶ。好走例があるのは2勝クラスのみで、レース名では兵庫特別阿賀野川特別支笏湖特別。今年は「2走前」にはこれらのレースの名前があるが「前走」には該当馬がいない。

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