25日(日)に京都競馬場で行われる菊花賞に出走を予定しているサトノフラッグ(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎)について国枝栄調教師のコメントは以下の通り。

「先週併せていい感じであると思っていました。今朝はウッドチップコースでの3頭併せの真ん中で、乗った戸崎騎手に感触をつかんでもらいました。見ていて一皮むけたように感じました。馬が自信をもって走っていて反応も良かったです。そんなに大きな変化はありませんが、精神的に落ち着いていてハッピーな気分にあるようで、溌溂としています。

　3000メートルなので少しゆっくりと行って終いだけという競馬がいいのかなと思います。枠順は気にしていません。出来れば良い馬場でレースをしたいです。強い馬がいますが、自分の競馬に徹して終いの脚を使う方がいいでしょう。

　この馬が完成するのはまだ先だと思いますが、ここまでは順調です。弥生賞で見せたようなレースをしてくれたらいいと思います。調教に乗った戸崎騎手も納得していましたので自信を持って乗ってくれると思います」

(取材：小林雅巳)

ラジオNIKKEI