20日掲載の本稿で「21日にも達成されそう」とお伝えした、ホッカイドウ競馬の「年間最高発売額」ですが、その20日(14回門別4日目=今季74日目)の発売額が8億6126万円余(計画比151.55%)まで伸び、今季総発売額は「457億474万4320円」まで到達。1991年度(平成3年度)に記録された過去最高額「454億838万5400円」を一気に飛び越え、実に29年ぶりの更新となりました。全国のファンの皆様にお楽しみいただけていることは馬産地として本当にありがたい限りです。
いよいよ今季も「残り8日間」となり寂しさも感じ始める時季ですが、今年は11月3日(祝・火)に初めて馬産地・日高で開催されるJBC競走(第1回
JBC2歳優駿JpnIII)がありますし、最終日の5日にはシーズン最終レースの頂上決戦「第63回
道営記念H1」だけでなく、今季から真の地元短距離王決定戦として最上位
グレード「H1」に昇格した「第15回道営ス
プリントH1」もゲートイン。初めてのJBC開催に、
シーズンファイナルで古馬の中距離&短距離王者が決定する「ダブルチャンピオンナイター」。再来週の2020ラストウイークを楽しみにお待ちいただければと思います。
さて、きょう22日のメイン(最終)12Rは「Aiba静内応援特別2」(A1〜A1-2組・1800m外回り)。8頭立てながら、今年の
北海優駿(ダービー)馬
アベニンドリームに、シーズン最初の古馬重賞「
コスモバルク記念H2」を制した9歳馬
ドラゴンエアル、2016年の
東京ダービー馬で昨年
道営記念5着(2番人気)以来の再転入初戦
バルダッサーレ等々、A1下特別としては“非常に濃い”メンバー構成となりました。
ほかにも、今季この条件で好走実績ある
サニークラウドや
クラキングス、
モリデンリオ、格下から着実に階段を上がってきた
バンカブルスターら上位争いを期待できる出走馬は五指に収まりきらない印象です。8頭立てでも非常に見応えあるレースが展開されそうな「Aiba静内応援特別2」の発走時刻は20時40分です。お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)