netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
菊花賞の「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
大久保龍志厩舎×
和田竜二騎手(
ディープボンド)】
前走の
神戸新聞杯でも推奨したが、再度「
大久保龍志厩舎×
和田竜二騎手」コンビを取り上げたい。
同コンビの「直近1年」成績は3-3-3-12で複勝率42.9%、複勝回収率112.4%。9回馬券に絡んでいるが1番人気だったのは1回(20年8月の3歳未勝利・
アドマイヤメジャーで3着)だけ。人気薄での激走が期待できるコンビだ。
「直近5年」では、13-11-11-67で複勝率34.3%、複勝回収率94.7%。直近5年で13勝は
大久保龍志厩舎の騎手別成績トップの数字で、主戦としてしっかり結果を残し続けていることが窺える。「直近1年」で複勝率が上がっていることが示す通り、勝負度合いの高い馬に
和田竜二騎手が騎乗するケースも増えているのだろう。
和田竜二騎手は
ディープボンドで2-1-1-3という成績。とはいえ3度の着外にはダービー5着、
神戸新聞杯4着が含まれており中身は濃い。差し決着となった
神戸新聞杯で好位から4着に粘ったのは能力の証で、賞金が足りている組なので
トライアルを叩いての上積みも大きいだろう。対
コントレイルの着差は1.4秒→0.9秒→0.5秒と確実に縮まってきており、適条件のここでさらに肉薄のシーンがあってもなんら不思議ではない。