本当に早いもので、コ
ロナ禍「緊急事態宣言」真っ只中の4月15日に開幕した2020(令和2年度)シーズン(全15開催・82日間)も、あと5日間を残すのみとなりました。今季ラストウイークに行われる、3日(祝・火)の「第1回
JBC2歳優駿JpnIII/1800m外回り」や、シーズン最終日=5日(木)の短距離・中距離ダブル古馬王者決定戦「第15回道営ス
プリントH1/1200m外回り」「第63回
道営記念H1/2000m外回り」への注目度がさらに高まる一方で、
JRAや地方他地区で行われる指定交流競走・ダート
グレード競走などに遠征で挑む「門別所属馬」たちもここから一気に増えていくことになります。
きょう28日(水)-11月1日(日)までのに、30日(金)を除く4日間で計9頭が遠征を予定しているのですが、まず本日28日は船橋11Rで行われる2歳の地方全国交流重賞「第66回
平和賞SIII/1600m」に
ハートプレイス(
角川秀樹きゅう舎)と
ジェネシスムーン(
小野望きゅう舎)が参戦。続く29日(木)名古屋11Rの「第38回
ゴールド争覇SP1/1400m」には、8月の笠松「
くろゆり賞SP1」でも遠征で逃げ切り6馬身差圧勝の
クインズプルート(
安田武広きゅう舎)が出走。
さらに、31日(土)
JRA京都開催の芝2400m「
古都ステークス」では
神戸新聞杯GIIに挑戦した3歳馬
シンボが
JRA勢に挑みます。
同じく1日、
盛岡競馬場で行われる「岩手・北海道交流」のM3重賞「第11回知床賞」は、なんと門別からの遠征馬が昨年まで「8連覇」しているのですが、今年も
エルヴァス(
山口竜一きゅう舎)
グランフォロミー(
林和弘きゅう舎)
スーパービンゴ(齊藤正弘きゅう舎)
スティールグレート(
角川秀樹きゅう舎)の4頭が参戦を予定。昨年このレースを勝った
アクアリーブルは、南関東に転じて3歳牝馬クラシック“準三冠”を成し遂げましたし、2着
シンボも
北海優駿(ダービー)2着から
JRA函館の2勝クラス「横津
岳特別」を勝ち、
神戸新聞杯GIIに挑戦(結果は13着)するなど、この知床賞に出走した門別デビュー馬から“大物”が出ていることもぜひ憶えておいていただければと思います。
このように、今日からほぼ連日、楽しみな挑戦が続く門別所属馬たちですが、今夜のメイン(最終)12RのJBC協会協賛スタリオンシリーズ「
キタサンミカヅキ賞/B3-2組-B4級・1200m外回り」も、配当妙味等も含め非常に興味深いメンバー構成となりました。上位人気に推されそうなのは、近況好調な
マナモクプニ、
オールイズスパーブ、
ボタニーク、
ロードドミニオン、
スパニエルらでしょうか。とはいえ、他の伏兵陣、
クインズジャーニーや
ソトコマタ、
ペンタス、
マイウェイカイも型に嵌まれば評価以上の好走も十分に可能な力を秘めているだけに、ここは最後の最後まで目を離せない熾烈な追い比べが展開されることでしょう。発走時刻は20時35分です、お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)