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【天皇賞・秋】フィエールマン手塚貴久調教師「チャレンジャー精神を持って向かいたい」/共同会見

  • 2020年10月28日(水) 22時30分
フィエールマンを管理する手塚貴久調教師

(今朝の追い切りについて教えてください)
「今回は単走にしましたが、単走では少しフワッとするかもしれないので、かなり先に目標となる馬を置いてそれに追いつければ良いかなと。最終的には追いつけませんでしたけど、良い動きだったと思います」

(先週は3頭併せでしたが?)
「先週は馬場の悪い時間帯に大外を回り、福永騎手が乗ってしっかり負荷をかけましたので、今週は単走で良いというのは当初の予定通りで、しっかり仕上がっていると思います」

(福永騎手は先週、どのような話をしていましたか?)
「まず上がってきてちょっと掛かるというふうには言っていましたね。それと3000mを使っているような馬には思えないという感触だったようです」

(それはプラス要因と考えて良いのでしょうか?)
「どうなのでしょうね。本質的にはどうかわからないですけど、ジョッキーが3000mのタイプではないと言ったというのは、もう少し短い距離が合っている印象を持ったということでしょうから、それに関してはプラスに考えて良いと思います」

(秋はオールカマーから始動予定でしたが、熱発で回避となりました)
「レース当該週の追い日の前日午後に軽く熱発をしたので、さすがに追い切りをするわけにもいかずに用心して回避ということになりました。(熱発の次の日)1日休んだだけで、その翌日には馬場入りをしていましたし、影響は少なかったと思います」

(その後はここまで思い描いた通りにきましたか?)
「立て直しの意味を含めて一旦ノーザンファーム天栄に短期放牧に出して、戻ってきてからは順調に来ています」

(馬体重はどのくらいになりそうでしょうか?)
「私の中では480キロ前後が1番動けるのかなと思っていますが、春の天皇賞は490キロ近くて若干余裕があったと見受けられました。今回は明日体重を量るのですけど、少しマイナスになると思いますし、現状考えられる1番良い体つきではないかなと思っています」

(秋の天皇賞は初めての挑戦です)
「東京競馬場自体が新馬戦以来で、その新馬戦は1800mで勝たせてもらいました。今は長距離馬だと思われていますが、菊花賞を勝つまでは1800mしか使ったことがなく、それまでは長距離馬だとは思われていなかったはずです。なので本質的にはどちらが向いているのか、今回(2000mに)チャレンジする価値があるのかなと思います。なおかつ東京は大箱で直線も長いですし、この馬にとってはパワーを発揮できる良い舞台ではないかなとも思っているので、是非チャレンジしたいと思いました」

(この馬を含めてGIホースが7頭出走と非常に豪華な顔ぶれになりました)
「フルゲートにはなっていないのですが、素晴らしいメンバーが揃いました。その中の1頭であることは間違いないと思っていますので、GIホースに恥じない成績を出さなければならいないと思っていますけど、相手もアーモンドアイをはじめとして名だたる名馬ばかりなので、その分チャレンジャー精神を持って向かいたいです」

(最後にファンにメッセージをお願いします)
天皇賞・秋ということで、GI馬も多数出走しますし、すごく白熱したレースが期待できると思います。フィエールマンもその中に加われるように調教をしてきました。皆さんがゴール前で、スタンドの中、あるいはテレビの前で、心の中で叫んでいただければ馬も応えてくれるのではないかと思います。是非応援して頂ければと思います」

(取材・文:佐々木祥恵)

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