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天皇賞(秋)・G1」(11月1日、東京)
春秋制覇に向けて態勢は万全だ。
フィエールマンは28日、美浦Wで前に目標を置いて単走での追い切り。最後は嶋田(レースは福永)が軽く仕掛けると、5F68秒3-38秒5-12秒8で駆け抜けた。手塚師は「十分な動きで、しっかり仕上がっている」と出来の良さに胸を張った。
秋の始動戦に予定していた
オールカマーは、最終追い切り前日に熱発して回避。ぶっつけでの挑戦となるが、「1日休んだだけで影響は少ない。一度、短期放牧に出してからは順調に来ている。今回は現状で考えられる一番いい体だと思っている」と不安はない様子だった。
初コンビを組む福永は1週前追い切りに騎乗しており、指揮官は「福永君は3000メートルを使っているような馬には見えないということを言っていたし、そこはプラスに考えたい。東京コースは新馬戦(1着)以来だけど、直線は長いしパワーを発揮できる舞台。G1ホースの名に恥じない結果を出したい」と力を込めていた。
提供:デイリースポーツ