ジャパンC、
有馬記念と並ぶ下半期の大一番。参戦しやすい時期や距離ということもあって、さまざまな路線からトップクラスが集う注目の一戦です。現役調教師の通算成績を見ると、
藤沢和雄調教師が6勝、
池江泰寿調教師が2勝をマークしています。
今年は、今年度
JRAリーディング3位(着度数順・10月25日終了時点。以下同)、昨年度
JRAリーディング3位の
堀宣行厩舎から
ジナンボーが、今年度
JRAリーディング5位、昨年度
JRAリーディング7位の
国枝栄厩舎から
アーモンドアイが、今年度
JRAリーディング21位、昨年度
JRAリーディング4位の
中内田充正厩舎から
ダノンプレミアムがエントリーしてきました。
厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、そのなかから、とくに注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。
今回は、通算8度目のGI制覇に挑む
アーモンドアイ、前走の
宝塚記念を圧勝した
クロノジェネシス、
天皇賞・春を連覇した
フィエールマンなどに注目が集まりそう。今回は特別登録を行った馬のなかから、
フィエールマンの評価および解説を公開します。
【注目馬評価】
■馬名:
フィエールマン■調教師:
手塚貴久■想定騎手:福永
■間隔:26
■場所:×
■条件:▲
■ローテ:×
■騎手:×
※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。
【注目馬解説】
手塚貴久調教師は東京のレースで複勝率27.2%、複勝回収値72円、9週以上(中8週以上)のレースで複勝率25.6%、複勝回収値89円。苦手とまではいえないが、それぞれ物足りない数字にとどまっていた。
フィエールマン自身も、GIに限れば3000m以上のレースでしか好走していない馬。コース替わりはマイナスだろう。
記事本文では、「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開中。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。「調教師&騎手別評価」も見逃せません! 出走全頭の厩舎必勝パターンは以下よりご覧いただけます。