7日にケンタッキー州のキーンランド競馬場で行われた第37回ブ
リーダーズCデイで、2頭に騎乗予定だった仏国のトップ騎手クリストフ・スミヨン(39歳)が、PCR検査でコ
ロナウイルスの陽性反応が出て、騎乗をキャンセルすることになった。
スミヨンは、4日(水曜日)に受けた検査で陽性と診断された後、5日(木曜日)に再検査を受けたが、2度目の診断でも陽性反応が出たものだ。その段階でスミヨンは、咳、発熱などの症状は出ていなかったものの、検疫のため隔離下に置かれることになった。
ブ
リーダーズCにおける騎乗を前にPCR検査を受けた55名の騎手のうち、陽性が出たのはスミヨンだけで、同騎手の濃厚接触者と認定された騎手も再検査の結果、全員が陰性と診断されている。
スミヨンが騎乗予定だったG1ブ
リーダーズCターフのタルナワ(牝4)はコリン・キーンに、G1ブ
リーダーズCマイルのオーダーオブオーストラリア(牡3)は、ピエール・
シャルル・ブドーに乗り替わっている。
(文:合田直弘)