15日に福島競馬場で行われる
福島記念(3歳上・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、新潟競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。
過去10年で最多となる4回の馬券絡みが
ステイゴールド。3回で
シンボリクリスエス、
ディープインパクトが続き、2回が
ジャングルポケット、
キングカメハメハ、
ハーツクライ、
ネオユニヴァース、
アドマイヤベガ、
オペラハウスが続く。
ステイゴールド産駒は「3-1-0-14」。17年
ウインブライト、18年
スティッフェリオ、19年
クレッシェンドラヴと3連覇を果たしており、昨年は
ステイフーリッシュ(6人気2着)、
レッドローゼス(3人気5着)も掲示板を確保している。今年は
レッドローゼス、
マイネルファンロン(除外対象)、
リープフラウミルヒ(除外対象)の3頭が特別登録。
なお、
ステイゴールドの後継種牡馬である
オルフェーヴル産駒から
バイオスパーク、
ドリームジャーニー産駒から
ドリームソルジャー(除外対象)が特別登録。どちらも出走が叶えば産駒としても初出走となる。
マンハッタンカフェ産駒は「0-0-1-8」。3着以内への好走例は13年
ラブイズブーシェ(7人気3着)に限られるが、10年
メイショウクオリア(6人気4着)、19年
ウインイクシード(12人気4着)といった人気薄の惜しい結果も見受けられる。今年は
ウインイクシード、
アメリカズカップ(除外対象)が特別登録。
上位人気と目される
ルーラーシップ産駒の
ヴァンケドミンゴ(抽選対象)、
ロードカナロア産駒の
パンサラッサ(除外対象)は
キングカメハメハの孫世代。どちらの種牡馬も産駒の出走例はないが、15年に
ヤマカツエースが
キングカメハメハ産駒として勝利している。