15日に阪神競馬場で行われる
エリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・芝2200m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い阪神芝2200mにて施行されるため、2019年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
【枠順別成績(2019年以降)】
1枠 0-3-5-17 複勝率32.0% 複勝回収率75%
2枠 3-4-1-16 複勝率33.3% 複勝回収率121%
3枠 3-3-1-18 複勝率28.0% 複勝回収率98%
4枠 3-3-0-21 複勝率22.2% 複勝回収率38%
5枠 3-1-1-25 複勝率16.7% 複勝回収率30%
6枠 4-1-4-22 複勝率29.0% 複勝回収率209%
7枠 0-4-2-29 複勝率17.1% 複勝回収率75%
8枠 3-0-5-28 複勝率22.2% 複勝回収率69%
【
宝塚記念(2011〜2020年)】
1枠 1-1-3-11 複勝率31.3% 複勝回収率189%
2枠 1-1-2-12 複勝率25.0% 複勝回収率78%
3枠 0-1-1-14 複勝率12.5% 複勝回収率91%
4枠 0-3-0-13 複勝率18.8% 複勝回収率41%
5枠 0-2-0-16 複勝率11.1% 複勝回収率51%
6枠 1-0-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率73%
7枠 0-2-1-18 複勝率14.3% 複勝回収率65%
8枠 7-0-2-13 複勝率40.9% 複勝回収率106%
下級条件も含めたコース成績では4勝を挙げる6枠が複勝回収率209%と存在感を放っており、19年
境港特別で11頭中11人気の
メイショウタカトラ(6枠7番)が単勝125.4倍で勝利するほか、今年の
宝塚記念においても12人気の
モズベッロ(6枠12番)が3着に激走していたことは記憶に新しい。
また、阪神芝2200mで施行される重賞は
宝塚記念に限られるが、同重賞は8枠が出色の成績を収めており、19年
リスグラシュー(8枠12番)、20年
クロノジェネシス(8枠16番)と2連覇中でもある。
エリザベス女王杯も、まずは8枠の馬に注目してみるだけの価値はあるだろう。