14日に東京競馬場で行われる
武蔵野S(3歳上・GIII・ダート1600m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが3番。3回で4番、7番、11番、13番が続き、2回が9番、10番、15番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-1-17 複勝率10.5% 複勝回収率19%
2枠 3-2-2-12 複勝率36.8% 複勝回収率151%
3枠 1-0-0-19 複勝率5.0% 複勝回収率8%
4枠 1-1-3-15 複勝率25.0% 複勝回収率217%
5枠 0-2-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率64%
6枠 3-1-1-15 複勝率25.0% 複勝回収率70%
7枠 1-1-1-17 複勝率15.0% 複勝回収率54%
8枠 1-2-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率145%
奇数枠番 2-4-3-70 複勝率11.4% 複勝回収率36%
偶数枠番 8-6-7-58 複勝率26.6% 複勝回収率145%
奇数枠番かつ奇数馬番 1-3-1-35 複勝率12.5% 複勝回収率53%
奇数枠番かつ偶数馬番 1-1-2-35 複勝率10.3% 複勝回収率19%
偶数枠番かつ奇数馬番 3-4-7-25 複勝率35.9% 複勝回収率257%
偶数枠番かつ偶数馬番 5-2-0-33 複勝率17.5% 複勝回収率37%
まず、2枠が最多タイとなる3勝上げ、複勝率では最高値を記録しているが、馬番別の内訳では、2枠2番「0-0-0-1」、2枠3番「0-2-2-5」、2枠4番「3-0-0-6」と趣が異なる。
興味深い傾向と言えるのが枠番と馬番の組み合わせで、人気薄の激走は偶数枠番かつ奇数馬番である場合が多い。昨年においても4枠7番の
ワンダーリーデルが9人気で勝利しており、13人気3着と激走した
ダノンフェイスは8枠15番だった。