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【勝負の分かれ目 エリザベス女王杯】お手本のようなレースでラッキーライラックが連覇

  • 2020年11月15日(日) 18時10分
 クリストフ・ルメールが騎乗するラッキーライラックが、強い馬にはこう乗るんだというお手本のようなレースで、史上4頭目となるエリザベス女王杯連覇を果たした。

「18番枠からのスタートはけっこうキツいと思いました。それでも、馬が冷静に走り、いいレースをしてくれました」

 そう話したルメールは、速いスタートを切ったラッキーライラックの手綱をやや抑え気味にしながら、内へと誘導した。そのまま中団から後方で折り合い、脚を溜める。

 ハナを切ったのは横山典弘ノームコアだった。単騎先頭で馬群を引っ張り、向正面へ入って行く。

 馬群は15馬身以上の縦長になり、1000m通過は59秒3。

 3コーナーでウラヌスチャームが外からマクり気味に上がって行くと、ラッキーライラックもそれを追いかけるように進出する。

「外の馬がポジションを上げたので、ぼくの馬もインプルーブした(いいところに上がって行った)」とルメール。

 ラッキーライラックは抜群の手応えで3、4コーナーを回り、直線入口で逃げるノームコアに並びかけた。そして、内から4、5頭目のところを力強く伸び、先頭に躍り出た。

「早めに先頭に立ったけど、彼女は強いから、止まらなかった」

 そう振り返ったルメールの左ステッキに応えたラッキーライラックが、2着サラキアの追い込みを首差抑え、先頭でゴールを駆け抜けた。

「スムーズなレースができました。よく頑張ってくれました」とルメール。

 テン乗りながら、脚を溜め切れずに敗れるレースがつづいていたラッキーライラックのよさを、見事に引き出した。

 北村友一が手綱を取ったサラキアは、ラッキーライラックをマークしながら進み、仕掛けのタイミングをギリギリまで遅らせ、上がり3ハロン最速の末脚で追い詰めたが、及ばなかった。

 ミルコ・デムーロラヴズオンリーユーラッキーライラックを見ながらのレースとなったが、4コーナーでスッと動けなかったぶん届かなかった。が、よかったころの走りを取り戻しつつあることは間違いない。

(文:島田明宏)

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