5日、
JRAにより「騎手 藤田伸二の暴力事案」に対する第2回目の裁定委員会が開催され、12月21日に暴行事件を起こした藤田伸二騎手(34、栗東・フリー)について、06年12月22日から07年3月21日までの間、騎乗停止処分にすることが発表された。
この事件は21日午前1時30分頃、滋賀県栗東市内にある飲食店において、藤田騎手が同飲食店の従業員に対し暴力行為に及んだもの。これを受け、
JRAは12月22日から裁定委員会の議定があるまで騎乗停止とすることを発表。12月27日に第1回裁定委員会が行われ、4日には藤田騎手から弁明書が提出されたため、その内容を精査し、5日の第2回裁定委員会において処分が決定された。
【金田審判担当理事コメント】
この度、
中央競馬の騎手が競技ルール以前の社会的に絶対許されない行為である暴力事案をおこしたこと、また同事案によりファンの皆様の
中央競馬への信頼を損ないご迷惑をお掛けしたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。
本会といたしましては、今回の事案について厳正な処分を行うとともに、同様の事案が二度と発生することのないよう関係者に対して強く指導していく所存であります。