29日に東京競馬場で行われる
ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)に出走予定の
ウェイトゥパリス(牡7、仏・A.マ
ルチアリス厩舎)の26日の調教状況と関係者コメントが、
JRAより発表された。
調教時間は7時24分から7時46分。ゾエ・フェイユ調教助手が騎乗し、ダートコースで常歩1/4周、速歩1/4周、キャンター1周の後、常歩1/2周の調整を行った。
【ゾエ・フェイユ調教助手のコメント】
「6月の
サンクルー大賞を勝ち、キャリア集大成のレースとして壮大なチャレンジの機会を与えるべく、
ジャパンカップへの参戦を決めました。この馬にとって今回のような長距離輸送の経験はほとんどないこともあり来日直後はストレスを感じていたようですが、馬に関しては新型コ
ロナウイルス対策の影響もなく、予想以上に早く環境に慣れてくれました。火曜日の追い切りも今朝の調教も動きが良く、フレッシュな状態です。
この馬の特徴ですが、デリケートな部分があるものの、一言で言うと『戦士』と呼べる闘争心の持ち主で、
サンクルー大賞でもそうだったのですが、やる気になれば怖いものなし、の状態になれることが長所です。3冠馬3頭との対戦について、レースでの作戦は
ミルコ・デムーロ騎手が決めることになりますが、この馬自身がレース後半を
リラックスして大きく走れるかどうかがポイントになると思います。2400メートルという距離適性はもちろんのこと、日本の芝への適性もあると考えているので期待しています」※
JRAのホームページより