今年は、直線平坦の京都から急坂の阪神に開催が変更になりました。前哨戦としては、7月のCBC賞が同舞台で、9月のセントウルSやスプリンターズSが急坂コースで行われています。そもそも前走好走馬が優勢なレースですが、今年はさらに凡走馬の巻き返しは期待しにくそうです。そして、マイルCSやエリザベス女王杯でも阪神替わりに対応できていた消去法の選択に注目でしょう。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。

　ちなみに先々週の福島記念では、【残った馬】のバイオスパーク、ヴァンケドミンゴ、テリトーリアルの3頭で決着し、3連単万馬券が的中！ さらに京王杯2歳Sでも、【残った馬】のモントライゼとロードマックスで馬連61.4倍を仕留めています。

　またGIでも【残った馬】は、先週のマイルCSで1番人気グランアレグリアと5番人気アドマイヤマーズが好走。エリザベス女王杯でも、1番人気ラッキーライラックと3番人気ラヴズオンリーユーが1着と3着に。

　さらに、天皇賞・秋では1番人気アーモンドアイと5番人気フィエールマンが、菊花賞では1番人気コントレイルと4番人気アリストテレスが、秋華賞では1番人気デアリングタクトと9番人気ソフトフルートがそれぞれ馬券になっています。ここでは、京阪杯のケシウマの消去条件のうち1つを無料公開します。

【条件1】(※データは過去10年を参照。なお本年は、京都から阪神に開催変更)
前走4角7番手以下かつ6着以下敗退牝馬 [0-0-0-17] 複勝率0%
該当馬：ビリーバー、プリモシーン
夏の牝馬ともいわれるだけに、寒い冬場の期待値が下がる傾向にあるのが牝馬である。とはいえ、このレースに限れば過去10年で9頭が馬券になっていて疎かにしないほうがいいだろう。ただし、前走で6着以下凡走馬は［0-0-3-33］で巻き返しは望みにくい。さらに前走4角7番手以下と、前で競馬をしていなかった牝馬は苦戦必至だ。
(過去の主な該当馬：15年リナーテ4人気5着、14年ローブティサージュ4人気14着)

　重賞3勝、そしてGIのヴィクトリアマイル2着もあるプリモシーンが消去データに該当しました。実績のあるマイル路線を諦めての参戦に加え、敢えて西下の関東馬ということで本気度は高そうですが、やはり成績の落ちる前走凡走牝馬という点は気にかかります。とくに近走ではマイルでもスタートで後手を引いての後方のからの競馬。穴ならともかく、人気で強く買える馬ではなさそうです。

　さらに、残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。果たして、好走確率の高い人気馬は？ あるいは、注目の穴馬はどの馬に？ ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。