2月の小倉大賞典以来、長期の休養に入っていたヴェロックス(牡4歳、栗東・中内田)。帰厩後、初めてコース(栗東CW)で追い切りを消化した。5Fから69秒1-39秒3-12秒7と目立つ時計ではなかったが、先行する2歳馬を相手に余裕の手応えで並び掛け、そのまま無理することなくフィニッシュ。

　まだ動きに本来の力感はないが、この馬らしい大きなフットワークは当時のまま。現4歳勢のなかでは実力はトップクラスで、否が応でも注目を集める存在。時期は決めず、きっちり仕上げてからの復帰となりそうだ。(27日・城谷)

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提供：デイリースポーツ