ワールドプレミアは昨年の
有馬記念以来、11か月ぶりの実戦。それでも、「一生懸命走るタイプ」(大江助手)で調教も順調とのこと。もちろん、ひと叩きされるにこしたことはないでしょうが、いきなりでも走れるタイプではあるようです。
そして、
ワールドプレミアにとって今回、大きなアドバンテージになりそうなのは左回りでの競馬になること。過去7戦、右回りのレースばかりなので、普通の馬なら“左回りは大丈夫?”となるところですが、
ワールドプレミアの場合はむしろ逆。
「コーナーリングでもスムーズさを感じるし、左回りでの走りがいいかんじなんです。だから今回、左回りの競馬は凄く楽しみなんです」(大江助手)
今回、友道厩舎から参戦する
マカヒキ、
ユーキャンスマイルも楽しみではありますが、GIでの伸びしろという点では
ワールドプレミアがいちばん魅力的にうつります。
「広いコースでのびのび走れるのもいいですね。昨年よりも一層筋肉のつき方もよくなっているし、雰囲気も大人っぽくなっています。楽しみですね」
(取材・文:花岡貴子)