29日、阪神競馬場で行われた京阪杯(3歳上・GIII・芝1200m)は、中団でレースを進めた吉田隼人騎手騎乗の3番人気フィアーノロマーノ(牡6、栗東・高野友和厩舎)が、直線で脚を伸ばして、好位追走から一旦は先頭に立った1番人気カレンモエ(牝4、栗東・安田隆行厩舎)を捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒2(良)。

　さらにクビ差の3着に12番人気ジョーアラビカ(牡6、栗東・清水久詞厩舎)が入った。なお、2番人気レッドアンシェル(牡6、栗東・庄野靖志厩舎)は14着に終わった。

　勝ったフィアーノロマーノは、父Fastnet Rock、母Heart Ashley、その父Lion Heartという血統。前走のキーンランドCでは出遅れもあって10着に敗れたが、ここで巻き返し昨年のダービー卿CTに続く重賞2勝目を挙げた。

＜京阪杯ダイジェスト＞

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