5日に阪神競馬場で行われる
チャレンジC(3歳上・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、2017年に施行条件が変更されているため、9月に同じ別定戦として施行されていた2007〜2011年の朝日
チャレンジCも参考にした。
キングカメハメハ産駒は「2-0-1-1」。18年に1・2人気の支持を受けた
エアウィンザー(2人気1着)と
レイエンダ(1人気6着)は明暗が分かれていたものの、同じく11年に1・2人気だった
ミッキードリーム(1人気1着)と
レディアルバローザ(2人気3着)は揃って3着以内に好走している(同産駒のコース成績は「35-23-24-219」勝率11.6%・複勝率27.2%)。今年は
ブラヴァスが出走予定。
ディープインパクト産駒は「0-1-1-3」。昨年は1人気
ギベオンが9着と凡走するほか、17年
モンドインテロも3人気4着と少し精彩を欠いている。一方で、唯一連対したのは7歳牝馬の17年
デニムアンドルビーというのも興味深い(同産駒のコース成績は「70-55-52-258」勝率16.1%・複勝率40.7%)。今年は
レイパパレが出走予定。
初出走となる
スクリーンヒーロー産駒は
ジェネラーレウーノが上位人気を担う。下級条件を含めた場合、1・2人気の支持を受けた馬は「0-1-2-0」と複勝圏を外していないが、意外にも同産駒は阪神芝2000mで勝利実績がない(同産駒のコース成績は「0-1-3-19」勝率0.0%・複勝率17.4%)。
ハーツクライ産駒は「1-0-0-1」。17年
サトノクロニクルが1人気に応えて勝利するほか、19年
ゴーフォザサミットは10人気5着と二桁人気ながら掲示板に載る活躍を見せている。また、昨年は
ハーツクライの孫にあたる
ジャスタウェイ産駒の
ロードマイウェイが勝利していた(同産駒のコース成績は「30-36-25-195」勝率10.5%・複勝率31.8%)。今年は
サトノクロニクル、
セントウルの2頭が出走予定。