5日に行われる
チャレンジC(3歳上・GIII)の舞台となる阪神芝2000m。このコースについて解説していく。
阪神コースは2005年から2006年にかけて改修工事が行われ、新装オープンは2006年末の開催。このコース改修に伴い、阪神芝コースは外回りが新たに設けられ、外回りの一周距離は2089mと、右回りで最も大きな競馬場へと生まれ変わった。外回りコースの直線距離は473.6mで、ゴール前には高低差1.9mの急坂が待ち構えている。
芝2000mは内回りでの施行。内回りの一周距離は1689mで、ゴール前直線は356.5m(Aコース使用時)。
芝2000mは正面スタンド前直線の半ばからのスタートで、すぐにゴール前の急坂を上る形となる。そこからはしばらく平坦コースが続き、3コーナー過ぎから緩やかに下っていく。残り200m地点から再び急坂を上ったところがゴール。初角となる1コーナーまでは300mほどと短く、前半のペースはゆるくなりやすい。
チャレンジCは6回阪神の開幕初日。6回阪神は、前2日はAコース、後6日はBコースを使用する。5回開催は全9日間Aコースを使用していたため、連続開催10日目かつAコース使用10日目ということになる。従来は2開催開いた後の開催初日に行われので、全く状況が異なる点に注意したい。5回阪神は時計の出る状態でスタートしたが、さすがに「内回り3コーナーから4コーナーに傷みが、向正面直線・外回り3コーナーから4コーナー・正面直線に軽微な傷みがあります」(
JRA馬場情報)とのこと。時計の出方、馬場の伸びどころをしっかりチェックして欲しい。