6日に行われる
チャンピオンズC(3歳上・GI)の舞台となる中京ダート1800m。このコースについて解説していく。
中京競馬場のダートコースは1周1530m、ゴール前直線が410.7m。1周距離は東京、京都に次いで3番目、直線は東京に次いで2番目に長い。幅員も25mあり、日本のダートコースの中では、かなり広い部類入る。また、高低差3.4mとタフさも要求される。
1800mはスタンド前発走。急坂の途中からスタートし、初角となる1コーナーまでは300m弱。向正面中間地点からはゆっくりとした下りが続く。直線に入るとすぐに上り坂があり、残り200mからはほぼ平坦(僅かに上り)となる。
16年〜18年の3年間の勝ち時計は1.51.0だったが、昨年は1.48.5という速い時計が記録された。このようにダートでも開催ごとの時計差はあるので、時計の出方はしっかりチェックしたい。
アップダウンが激しいコースだけに、前へ行って押し切るのは容易ではなく、15年〜18年の間、毎年、4コーナー通過が二桁だった馬が連対を果たしていた。また、18年2着の
ウェスタールンドが内を掬って追い込んできたように、コーナーでのロスを最小限に抑えた馬が活躍している。