13日に中山競馬場で行われる
カペラS(3歳上・GIII・ダート1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる3回の馬券絡みが
ゴールドアリュールと
キングカメハメハ。2回で
Spring At Last、
ワイルドラッシュ、
アドマイヤコジーンが続く。リピーターの活躍も目立ち、別馬で複数回好走実績のある種牡馬は
キングカメハメハと
ゴールドアリュールに限られる。
上位人気と目される
ジャスティンは初出走となる
オルフェーヴル産駒。馬本位で見れば、同馬は同コースで行われた20年
千葉Sで2着に3.1/2馬身差を付けて快勝しており、中山ダート1200mでは「1-1-0-0」と底を見せていない(同産駒のコース成績は「5-2-1-31」勝率12.8%・複勝率20.5%)。
真打登場と期待される
ダンシングプリンスも初出走となる
パドトロワ産駒。父系を
エンドスウィープ系として括れば「0-1-1-11」という成績で、12年2着
エーシンウェズン(
父Trippi)、16年3着
コーリンベリー(
父サウスヴィグラス)の2頭が好走している(同産駒のコース成績は「2-0-2-19」勝率8.7%・複勝率17.4%)。
ゴールドアリュール産駒は「1-1-1-4」。昨年、
テーオージーニアスが2着に好走するほか、
シルクフォーチュンがリピーターとして10年4着、12年1着、13年3着の活躍を見せた。今年は
イダペガサス、
テーオージーニアスの2頭が出走予定。
複穴傾向にあるのが
フジキセキ系「1-1-1-6」で、17年4人気1着
ディオスコリダー(父
カネヒキリ)、18年11人気2着
サイタスリーレッド(父
ダノンシャンティ)、19年7人気3着
シュウジ(父
キンシャサノキセキ)、と直近3年の躍進ぶりが目に留まる。今年は
サイタスリーレッド、
シュウジ、
ノーフィアー、
ルッジェーロ(除外対象)の4頭が特別登録。