1949年に創設された伝統ある2歳チャンピオン決定戦。
ダノンプレミアム、
アドマイヤマーズ、
サリオスと、ここ3年の勝ち馬はそれぞれ翌年以降のGIでも連対を果たしました。現役調教師の通算成績を見ると、
手塚貴久調教師、
藤沢和雄調教師が各2勝をマークしています。
今年は、今年度
JRAリーディング1位(着度数順・12月13日終了時点。以下同)、昨年度
JRAリーディング2位の
矢作芳人厩舎から
カイザーノヴァ、
バスラットレオン、
ホウオウアマゾンの3頭が、今年度2位、昨年度14位の
友道康夫厩舎から
ジュンブルースカイが、今年度10位、昨年度10位の
西村真幸厩舎から
アスコルターレがエントリーしてきました。
厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、そのなかから、とくに注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。
今回は、デビュー戦からの連勝でサウジアラビア
ロイヤルCを制した
ステラヴェローチェ、前哨戦の
京王杯2歳Sで重賞初制覇を飾った
モントライゼ、同じく前哨戦の
デイリー杯2歳Sを勝っている
レッドベルオーブなどに人気が集まりそう。本稿では、
ステラヴェローチェの評価および解説を公開します。
【注目馬評価】
■馬名:
ステラヴェローチェ■調教師:
須貝尚介■騎手:横山典
■間隔:10
■場所:◎
■条件:×
■ローテ:×
■騎手:×
※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。
【注目馬解説】
須貝尚介調教師は(平地)オープンのレースで複勝率26.1%・複勝回収値66円。近年は特にGIやGIIで苦戦していた。また、9週以上(中8週以上)のレースも複勝率27.4%・複勝回収値68円。どちらかと言うと順調に使い込んでいる時の方が狙いやすい厩舎だ。前走以上のパフォーマンスは望み薄で、過信禁物と見ておきたい。
記事本文では、「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開中。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。「調教師&騎手別評価」も見逃せません! 出走全頭の厩舎必勝パターンは以下よりご覧いただけます。
現在、
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