19日に中山競馬場で行われる
ターコイズS(3歳上・牝・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、同時期にオープンのハンデ戦として施行された2010〜2014年もデータの集計対象とした。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが7番。3回で2番、4番、8番が続き、2回が1番、3番、6番、9番、13番、14番、15番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-0-2-13 複勝率18.8% 複勝回収率51%
2枠 1-1-1-14 複勝率17.6% 複勝回収率54%
3枠 0-2-1-15 複勝率16.7% 複勝回収率92%
4枠 4-3-3-9 複勝率52.6% 複勝回収率158%
5枠 1-2-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率91%
6枠 0-0-1-19 複勝率5.0% 複勝回収率17%
7枠 1-1-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率113%
8枠 2-1-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率211%
【6人気以下】
1枠 0-0-1-11 複勝率8.3% 複勝回収率35%
2枠 0-0-1-12 複勝率7.7% 複勝回収率27%
3枠 0-0-1-12 複勝率7.7% 複勝回収率90%
4枠 1-1-0-5 複勝率28.6% 複勝回収率195%
5枠 0-1-0-13 複勝率7.1% 複勝回収率101%
6枠 0-0-1-10 複勝率9.1% 複勝回収率30%
7枠 0-1-2-9 複勝率25.0% 複勝回収率171%
8枠 2-1-0-15 複勝率16.7% 複勝回収率234%
まず、4枠の異様な好走率が目に留まるが、昨年も
エスポワール(4枠8番・2人気2着)と
シゲルピンクダイヤ(4枠7番・1人気3着)が揃って好走するほか、17年にも
ミスパンテール(4枠8番・5人気1着)と
フロンテアクイーン(4枠7番・3人気2着)がワンツー決着を果たしていた。同枠順から3着以内に好走した延べ10頭のうち8頭が1〜5人気の支持を受けていたとはいえ、これほどまでの偏りはそうそう見られないだろう。
また、人気薄であれば外目の枠順からの好走が目立ち、7枠や8枠も好走率・回収率ともに優秀な成績を収めている。