盛り上がった2020年の
中央競馬を締めくくるのは、
グランプリの
有馬記念。ファン投票1位の
クロノジェネシスら好メンバーが揃った。戴冠を果たすのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■12/27(日)
有馬記念(3歳上・GI・中山芝2500m)
クロノジェネシス(牝4、栗東・
斉藤崇史厩舎)は今年の
宝塚記念を6馬身差圧勝。そして秋初戦の
天皇賞(秋)でも力を見せ、僅差の3着と好走した。今回は未経験の中山で2500mも初となるが、ファン投票1位の支持に応えて同一年春秋
グランプリ制覇を期待したい。鞍上は
北村友一騎手。
フィエールマン(牡5、美浦・
手塚貴久厩舎)は
天皇賞(春)の連覇などこれまでGI・3勝で、前走の
天皇賞(秋)は最速の上がりで追い込み2着。昨年の本レースは4着も、厳しい流れを外目から早めに動き負けて強しの内容だった。雪辱を果たすことができるか。鞍上は
C.ルメール騎手。
ラッキーライラック(牝5、栗東・
松永幹夫厩舎)は
エリザベス女王杯連覇などこれまでGIを4勝。
オルフェーヴルの初年度産駒として2歳時から活躍を続けてきた。このレースを最後に引退することが決まっており、有終の美を飾ることができるか注目が集まる。鞍上は初コンビの
福永祐一騎手。
その他、昨年の3着馬
ワールドプレミア(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)、昨年の
ジャパンCなどGIで2着3回の
カレンブーケドール(牝4、美浦・
国枝栄厩舎)、復帰戦の
アルゼンチン共和国杯を快勝した
オーソリティ(牡3、美浦・
木村哲也厩舎)、昨年の
オークス馬
ラヴズオンリーユー(牝4、栗東・
矢作芳人厩舎)、2年前の覇者
ブラストワンピース(牡5、美浦・
大竹正博厩舎)、唯一秋古馬三冠皆勤の
キセキ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時25分。