「
ホープフルS・G1」(26日、中山)
無傷2連勝中の
ランドオブリバティが、2歳中距離王にリーチをかけた。米G1・2勝馬
ドバウィハイツを母に持ち、父は
ディープインパクト。不良馬場の新馬戦を快勝すると、続く
芙蓉Sは3馬身半差の圧勝劇だ。鹿戸師は「前走はゴール後に外へ吹っ飛んじゃって。それだけ余裕があったということだろうね」と底知れぬ素質を感じ取る。
ケイコで随所に見せる幼さとは裏腹に、レース運びは優等生そのもの。適度に間隔をあけて成長を促した陣営の判断も奏功したのだろう。「ヤンチャな面があるから、集中させるために長めの距離を使っているけど、競馬に行くと真面目に走るんだよね。センスがあるのかな。それに、一戦ごとに良くなっている」とうなずいた。
22日朝は美浦北Cをキャンターで2周。「予定通りに調教をこなして、(体調は)だいぶいい感じだよ」と指揮官。来春のクラシックを見据え、まずは最初の勲章を獲りにいく。
提供:デイリースポーツ