スマートフォン版へ

【有馬記念】ミッキースワロー あるぞ!日経賞快勝の舞台で一発逆転 春から照準

デイリースポーツ
  • 2020年12月23日(水) 06時05分
 「有馬記念・G1」(27日、中山)

 G1馬が8頭参戦と豪華メンバーがそろった年末決戦。この大一番を最大目標に掲げ、着々と準備を遂行してきた馬がいる。ミッキースワローだ。管理する菊沢師は、春に同舞台で行われた日経賞を制した時点で、この一戦を強く意識した。ここまでは全て計画通り。本番でライバルを蹴散らし、その思いを実らせることができるか-。

 『今年最大の目標』と菊沢師がターゲットに掲げた一戦がいよいよやってくる。今春、今回と同条件の日経賞を快勝したミッキースワロー。「不器用なところがあって、今は右回りの方がいい。手前を変えてからの伸びが違うからね」と師は、春の時点から年末のグランプリを意識。タイトル奪取につながる競馬を模索してきた。

 4歳、5歳はともに5戦ずつ。2019年はG1には出走せず大事に使われたことで、6歳でも馬は若々しい。20年は天皇賞・春、ジャパンCと2度G1に挑戦。3、7着と差のない勝負をしてみせた。

 特に前走のジャパンCは、得意とは言えない左回りで健闘。「前走はいい競馬ができた。あの流れの中でも最後に脚を使っていたし、頑張ってくれた」と指揮官も評価する。

 大一番へ向けて、中間の調整も順調だ。22日の1週前には美浦Wでダノンハイパワー(6歳2勝クラス)を3馬身追走。直線で気合を注入されると、迫力満点のアクションで併入に持ち込んだ。

 「馬がぽやっとしていたので負荷をかけた。これで変わるでしょう。前走の疲れが思ったほどなくて、余力はある。このレベルを維持して出走させることができれば」とトレーナーは体調面に自信を見せる。

 2年ぶりの年末決戦。20年はここに狙いを定め、逆算してレースを選び、余力を残してきた。展開ひとつ、乗り方ひとつ-。一発逆転の可能性は十分秘めている。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す