今年netkeibaからAiエスケープと呼ばれるAI予想家がデビューした。netkeibaにある膨大な競馬のデータを学習データとして使用し、それぞれのデータが結果にどう影響しているか、どのぐらいの割合で結果とリンクしているかを判別。競走馬の成績(着順、天候、馬場状態、走破タイム、賞金…etc)、騎手・調教師の成績、血統などあらゆるデータの中から、影響度の強いデータ項目と影響している割合をそのままに、これから行われるレースの予測を行っている。
単純に着順の予測を行うのではなく、3段階の予測を行っている。今回の出走メンバーでペースがどのぐらいになるのか、各馬の脚質(逃・先・差・追)がどうなるかを予測。その上で、走破タイム・タイム指数を予測している。
ペースに関しては「超スロー・スロー・平均(遅)・平均・平均(速)・ハイ・超ハイ」の7段階で予測し、
ウマい馬券で予想公開した中央・地方の全レースで見ると6463レース中2856レース(44.2%)で一致。1つズレまで許容いただくと、5858レース(90.6%)一致している。ペースに関しては9割方予測できている。
1着予想の馬(◎の馬)に関しては、
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中央競馬:勝率20.6%、連対率37.2%、3着内率49.6%
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地方競馬:勝率33.8%、連対率54.3%、3着内率65.4%
※2020/6/25〜2020/12/27、予想公開した全レース対象
と馬券に絡む確率は高い。
さらに走破タイム・タイム指数予測以外にも、各馬の勝率を予測しており、走破タイム・タイム指数予測1位かつ、勝率予測1位の馬は
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中央競馬:勝率27.4%、連対率48.4%、3着内率59.7%
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地方競馬:勝率45.2%、連対率65.4%、3着内率76.0%
とかなりの確率で好走している。この両方とも1位予測の馬がいる場合は「勝負」の表示フダがついているため、「勝負」の◎馬は馬券に絡む可能性が高く、要チェックです。
12/31の大みそかは水沢・大井・笠松・園田・高知と5つの競馬場で重賞が行われる。
地方競馬ビギナーの方は地方重賞から、
地方競馬好きな方は全レースでAiエスケープの予想を参考にしてみてはいかがでしょうか。