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【中山金杯 枠順データ分析】Cコース替わりで内枠有利が顕著な一戦

  • 2021年01月04日(月) 12時20分
 5日に中山競馬場で行われる中山金杯(4歳上・GIII・芝2000m)について枠順・馬番別に検証していく。

 過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが1番と11番。3回で3番、4番、6番が続く。馬券絡みを果たせていないのは、13番、14番、16番、17番。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 1-1-3-13 複勝率27.8% 複勝回収率115%
2枠 2-4-0-12 複勝率33.3% 複勝回収率96%
3枠 3-0-2-14 複勝率26.3% 複勝回収率51%
4枠 2-1-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率40%
5枠 0-1-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率16%
6枠 2-2-3-12 複勝率36.8% 複勝回収率106%
7枠 0-0-0-20 複勝率0.0% 複勝回収率0%
8枠 0-1-0-22 複勝率4.3% 複勝回収率14%

【枠順別成績(同コース2020年以降)】
1枠 9-4-8-47 複勝率30.9% 複勝回収率84%
2枠 3-4-2-64 複勝率12.3% 複勝回収率58%
3枠 4-7-1-62 複勝率16.2% 複勝回収率52%
4枠 7-9-4-58 複勝率25.6% 複勝回収率106%
5枠 7-7-7-60 複勝率25.9% 複勝回収率97%
6枠 8-6-6-71 複勝率22.0% 複勝回収率53%
7枠 4-6-7-83 複勝率17.0% 複勝回収率88%
8枠 6-5-13-82 複勝率22.6% 複勝回収率56%

 数字が示す通り、中山金杯は内枠有利が顕著な一戦だ。外枠が圧倒的に不利という言い方が正しいか。7〜8枠から馬券に絡んだのは19年のステイフーリッシュのみで、5番人気以内に支持された8頭すべてが馬券圏外に沈んでいる。昨年も大外17番発走となった3番人気ザダルが8着に終わっている。

 2020年全体の中山芝2000m成績をみると、やや内枠優勢ではあるものの、そこまで外枠が走れていないわけではない。つまり外枠不利は中山金杯に特有の傾向だと言える。原因として考えられるのは、1回中山からCコースに替わる点だ。荒れた内側6メートルがカバーされることで、内枠勢の踏ん張りが効くのだろう。

 今年も例年と同様に、Aコース→Cコースとなる。外枠勢は、ある程度、展開の助けが欲しいところだ。

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