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【シンザン記念展望】新春の出世レース、あの馬に期待したい

  • 2021年01月07日(木) 06時00分
 年によって出走メンバーのレベルにバラつきがあるものの、近年だと勝ち馬からアーモンドアイミッキーアイルジェンティルドンナと3頭のGI馬が出ている。また、16年は2着のジュエラー、17年は3着のペルシアンナイト、6着のアルアインがその年のGIを制しており、1月の3歳重賞としては例外的に大物の出現を期待できるレースだ。

1.これまでの実績は不問

 過去10年、前走がオープンクラスだった馬は[3-4-4-33]で連対率15.9%、複勝率25.0%。前走新馬戦の馬は[1-2-1-11]で連対率20.0%、複勝率26.7%。前走1勝クラスの馬は[4-3-4-35]で連対率15.2%、複勝率23.9%。それまでの実績や経験より、素質がものを言うレース。

2.距離延長は割り引き

 コースが改修された12年3月以降に行われた中京芝マイルの3歳限定戦の成績を、前走の距離別で見てみると、今回距離短縮となる馬は複勝率20.1%、前走もマイルだった馬が複勝率28.3%なのに対し、今回距離延長となる馬は複勝率12.4%で苦戦気味。

3.逃げ先行有利

 京都開催のときも基本的に前有利の傾向ではあったが、中京に舞台が変わっても前有利になると見る。12年3月以降に行われた中京芝マイルの3歳限定戦の成績を、4角位置取り別で見てみると、4角1番手の馬は[11-8-4-36]で連対率32.2%、複勝率39.0%で単複共に回収率は100%を超えている。


 ダディーズビビッドは前走のこうやまき賞を快勝。道中は行きたがる面を見せていたが、直線でもしっかり伸びて危なげない競馬だった。高速馬場であったとは言え、緩みの少ないペースを外から先行して上がり3ハロン33秒8でまとめたのは能力の証。重賞でも、前走と同舞台ならば勝ち負けを期待できるだろう。

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