10日(日)に中京競馬場で行われる
シンザン記念に出走を予定している
ククナ(牝3歳、美浦・
栗田徹厩舎)について
栗田徹調教師のコメントは以下の通り。
「前走の
アルテミスステークスは、ペースが遅い中、馬群に閉じ込められながら最後よく追い込んで2着になり、力のあるところを見せてくれました。位置取りさえもう少し前だったら
ソダシを逆転出来たのではないかと思っています。
この中間はレース後に牧場に出して、早めに
シンザン記念を次のレースとして設定して12月18日に戻ってきました。その後はコンスタントに追い切りを重ねて順調にきています。中京の
シンザン記念にしたのは、早めに春に向けてのローテーションが組めたことと輸送を経験させたいということが理由です。特に左回り、右回りということは心配していません。
今朝の追い切りは坂路で51秒2をマークしました。お正月で変則日程のため様子を見ながら調整したので、終い重点でやって欲しいと指示して単走で伸び伸び走らせましたが、息遣いも良く調子の良さがうかがえました。
中京の1600メートルで頭数も多くなりそうで、ある程度流れてくれると思いますのでスムーズに競馬が出来ればこの馬の瞬発力が活きると思っています。牡馬とのレースになりますが、気持ちのしっかりした馬なのでレースで頑張ってくれると思います」
(取材:小林雅巳)
ラジオNIKKEI