「
フェアリーS・G3」(11日、中山)
ファンタジーS4着の
オプティミスモが6日、栗東坂路でラスト重点に追われて好仕上がりをアピール。きっちり間隔をあけて、ここを目標に順調に調整を進めてきた。中山へのコース変わりも不安なし。クラシックへ向けて、初タイトルをつかみ取る。
オプティミスモは藤井勘を背に栗東坂路で単走追い。加速ラップを刻んで駆け上がり、ラスト2Fを13秒1-12秒2でまとめてシャープに締めてみせた。鞍上は「ラスト1Fを重視してほしい、という指示でした。動きには満足しています」と好感触を伝える。前走のファンタジーSは11番人気と前評判は高くなかったが、勝った
メイケイエールから0秒3の4着に大健闘。そこから2カ月の間隔を取って重賞に再挑戦する。「リフレッシュした感じがします。行きたがるようなところはありませんから、千六にも対応してくれると思います」と期待を寄せた。
管理する石坂公師も意欲満々だ。「予定通りです。しまいが一番速くなるように、スパッと伸びてくれましたね。距離や輸送は問題ないですし、レースセンスのいい馬。恥ずかしくない競馬ができると思います」と歯切れがいい。意欲の東上プランで着実にレベルアップした姿をアピールする。
提供:デイリースポーツ